ゆきちゃんの世界
  * * * 気質・心 * * *
陰陽の見かた

マクロビオティクの陰陽が、舌足らずに思えるのは、
形態と、その働きである活動をわけていないからだと
わたしには思われます。

陽は 
  形態的には、求心的で、固い・・・
  しかしその活動的には、発展、分化、活発・・・
   
陰は 、
  形態的には、遠心的で、柔らかい・・・
  しかし活動的には、静止、統一、僭象・・・


>人(四足動物)がよつんばいになって、
>真上からの太陽の光線があたる部分が 「陽性」 
>真上からの太陽の光線があたら無い部分が 「陰性」 

これは、ふつうは、背中が、陽 、腹が陰 といえると思います。

また、表面の皮膚は 陰であり、
内なる芯、骨は”陽”じゃないでしょうか。

縦横でいうなら、
  縦は陽、 横は陰といえましょう。

また、時間は 陽、 空間は 陰

たとえば、動物は、
 形質的には、体は横に広がり、大きくみれば内臓は腸や肺など
 空であって柔らかく、手足も広がり陰の形態をとっています。
 しかし、その活動は、 活発に動き発展し”陽”といえるでしょう。

植物は、たてに伸び、
  その形態は、たてに伸び、固く ”陽”ですが、
  その活動は 静止して動かず ”陰”といえるでしょう、

たとえば、交感神経と 副交感神経は、
 交感は形態的には、抹消であり、遠心的で陰ですが、
 働きは、昼間で”陽”といえましょう、

又,副交感神経は、 
 内臓の中枢で、急進的な陽ですが、
 その働きは、 陰といえましょう・・・

陽と陰は

 すべからく、相対的であり、変化するものでしょう。
 すべてはくるくるめぐっております。

陽きわまって、陰となり、陰きわまって、陽となり、
陰中陽あり、陽中陰あり・・・・
全ては陰陽の変化くみあわせのうちにあるといえましょう。

陰陽だけでなく、体とこころをつないでいる
五行の関係性というものをしらないで、
陰陽だけで、いろいろと判断するというのは、
ちょっとむずかしいとわたしには思われます。


ひとつ前へ ゆきちゃんの世界 気質・心


Copyright 2006 Spiritual Peace Musician Ikebe Yukie , All right reserved.