ゆきちゃんの世界
  * * * ポエム * * *
ふるさと

ふるさとは  緑 多くして  水 ゆたかなり
空  青くして   雲  流れゆく 

ふるさとの  人の心  あたたかく 
なつかしくもあり    ほろ苦くもある 

人は  ふるさとで育ち    そこを  旅立つ 

ふるさとに戻ると    ひとは   皆「ガリバー」 
すべては  小さく   箱庭の中 

あれほど悩んだ   事々や日々も   箱庭の出来事
その箱庭が   世界の全てだった 
幼い私は    もう いない  

ふるさとにおりたつと   人は  皆「ガリバー」 
小人の綱で   がんじがらめのガリバーか 
綱を切って   自らたちあがるガリバーか 

人は  心に  ふるさとを   抱きながら 
広い  天地をめざして  歩いてゆく   


地震のあと、被災地の子供達100人が大分へ10日間ホ-ムステイにいきました。
その時、お世話のボランティアでついていきました。 その時に作った詩です。 

大分すばらしいところですね。湯煙があがって、緑ゆたかで、水も澄んでて 
まさに日本のふるさとってかんじです。 
年をとったら、温泉もあるし、 温暖だし、食べ物も魚もおいしいし
これからの時代、老人の割合の多いほど、援助を割り増すことにして、
老人誘致バトルなんかはじまるといいですよね。


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