ゆきちゃんの世界
  * * * 阪神淡路大震災ボランティア * * *
地震報告 第12弾

地震報告12弾
  神戸っこ北海道ステイプログラム
      <<報告書>>  YUKI.I
2月2日(金)                   

am7:00 JR三の宮ターミナルビル下、リムジンバス乗り場集合
 
  8:00 ポーアイの埠頭から高速フェリーで関空へ出航
       Sが風邪っぽくぐったり、熱は6度7分連れていくかいかな
       いかと協議行くことにする・Mと、Jが船よい・
       8:30着・バスで関空へ                
             
   9:45 ANA131便で関空出発          
       大分すいている・Aちゃん酔って横になる・mくん着過
       ぎで真っ赤 M下降時吐くスチュワーデスさんが3人がか
       りで世話をやいて下さる

   11:30 千歳空港着
       
        荷物をひきとるのが大さわぎ・Tくん飛行機に忘れ物・
       横断幕とテレビ局、実行委員会の皆総出で出迎えてくださる 
              
 12:40 千歳から岩見沢市教育委員会のバスで
               岩見沢、美流渡の山荘へ出発   
       
       雪が降り出す、30分遅かったら降りれなかったかもって!
       
       昨日まで吹雪で欠航続出だったそうだ。 
       
        北海道でも例年にない史上2番目の積雪!    
       
       まんまるきのこの雪の屋根、木にももっこり雪帽子、
         道路の横は雪の壁、子供たちも目がまんまる
       
      バスの中で豪華弁当・休憩の時早速雪合戦 
       バスの窓を懸命にふいて外を見る「そんなのムダだよ」と言わ
       れてキョトン・・・そのうち、ふいてもふいてもまっ白の世界
                    ・・・ア、ソウカ  

 pm2:45 美流渡の″夢民山荘(ムーミン山荘)″に到着
        美しい!・・・・コトバナシ・・・
        青い空が出迎えてくれて 皆雪にまみれて大はしゃぎ
        歓迎セレモニー 
    
       山荘の主人斉藤聡さん・実行委員の方々の挨拶、神戸側も
         豊のしゃべくり、つよしのでんぐり返りで大拍手皆が挨拶
      
        スキーウエアあわせ、かまくらづくりで外で遊ぶ
        yukiと橋本は倉増さんの車で雪祭り会場で生テレビ中継へ 
        山荘が夕日に映えて・・ 夢の国! ・・・       
                  
  6:30 地下室でバーベキュー、焼肉・北海道の蟹蟹蟹・殻のままのか
       き・イカ・ほたて、おむすび、野菜・・おしゃべりしながらた
       らふく食べたお兄さん、お姉さんと遊ぶ  お風呂に入る
                  
 10:30 消灯  まだトイレといいながら何度もウロウロする子、おし
       ゃべりする子あり  夜中すぎ 娘が熱を出す 雪で冷やす
     *      *      *               

 3日(土)朝  、山荘のめざめはさわやか。 けど、スタッフの中には 地下のロピーで
     遅く迄談笑していた人も多い。 

     私、スタッフんなのにも娘の頭を冷して、ほとんど寝ず、でも朝には熱も下がってほっ
     とする。
 
     朝食のカレーとサラダが終わって、山荘にさようなら・・・ 

      淡いメルヘン色の雪景色に映える山荘はスウェーデンタイプの素朴な丸太の
      つくりだが、中の設備は超豪華版。 
      いつかまた来れるかしらと名残惜しく別れをつげる。 

     午前中の美園小学校の雪中運動会へと出発。

     午後スキー・ホームステイ 

 4日(日)ドカ雪祭り(雪像作り、キジ鍋)・

      健康ランド(入浴、お礼の手紙書き)ホームステイ

 5日(月)駒沢大でお別れセレモニー・千歳空港へ
                           (詳細エピソード続きは3月号にて)
 

年末年始 ″仮設は今″             YUKI.I
 灘地域助けあい″ひまわりネットワーク″は、灘区の5カ所の一般仮設住宅をうけもって
います。 この秋からは冬物をいろいろと沢山配ってまわるのが、なかなか大変な作業でし
た。でも沢山の方々にいらんお金使わないですんだと喜ばれてよかったなと思っています。

●「灘南仮設住宅」は昨年7月に″ひまわり″でテントもたてて、集会を持ち、自治会もい
ちはやくできています。 灘南ふれあいセンターで、私たち″ひまわりネットワーク″は月
に一回、近隣の仮設の方々もさそって、童謡とお茶やの″ふれあいコンサート″をしていま
す。灘南の自治会は活発に、このクリスマスも2日にわたり、クリスマス会をしました。そ
して、はやくからの仮設ですので隣近所みな顔みしりですので安心しています。
                    
●「西灘仮設住宅」はふれあいセンターも完成し、ひまわりネットワークも参加してお祝い
をしました。 開所式には、吉野の真辺さんが、パンジーを300、大きな葉ボタンを20
もくださいました。 すてきなお祝いになりました。 いつも何かイベントのおりには丁度
よくお花を運んでくださる真辺さんは、2児の母親。 4年生の下の子を連れて夜中に走っ
て遠い奈良の吉野から運んできてくださいます。 かわいい花を育てるやさしい気持ちの彼
女は、いつもほのぼのとした暖かさをかんじさせてくださいます。 有難う!皆の暖かい心
に支えられてホランティアも楽しくできますことを心から感謝申し上げます。
                         
●「篠原公園仮設住宅」は、名前だけの自治会で不満がでていたので、区社協から頼まれて
ひまわりネットワークで集会用テントを建てて、クリスマスの日にようやく始めての住民の
集会がもてました。 私たちも集会内容にむけても、いろいろとバックアップしたり、豚汁
のたきだしをしたり冬物衣料もわけたりしました。 自治会づくりには、住民の総意という
それなりの段どりがいるのに、集会もないままにほとんどの住民が一体どうなっているんだ
と感情的にもいきちがいになっていました。 

 民生委員さん指導の自治会は、ほとんど1人の方だけが献身的に動くだけだったので、
誤解とうわさで、こじれていました。 でも暮れには世話人会も持てて三役もきまり、
″ひまわり″も年こしそば用のめんつゆを配ったりしました。 

1月末には愛媛県の小田町ボランティアからのお餅入りパックも配りました。 
年あけにも自治会への集まりがもてて、めでたく住民総意の自治会の結成式となりました。
                         
●「王子公園仮設住宅」の自治会は始まってまもなく、活発ながら、内部ではなかなか難し
い問題もかかえています。 民主的な運営になるまでは、話しあいのオブザーバーとして私
たちボランティアがまだまだ必要な状況のようです。 しかし、今後とも楽しみな所です。
              
●「一王山仮設住宅」は年あけのふれあい訪問で、住民の方々から自治会を結成したいとい
う希望があるときき、急遽一戸のお宅で集まりをもちました。 そしてテントがないと集会
もできないと、テントをはり救援物資のバスタオルや東城町の瀬尾千代さんたち奥さん方か
らのひえ・あわ・たかきび・よもぎ入りのお餅10個入りを全戸にお配りしました。 

 一王山仮設住宅は、特に早くから大工隊など入っていたのですが、これまで住民の方々が
自治会の必要性を感じていらっしゃいませんでした。 でも年末年始の見舞い金などもあたら
ない事態もあって、今後のことでも忘れられてはと皆さん不安になられたようです。



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